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看板猫(福助) ふくろうとふくすけ
最近は、フクロウカフェなんかもできていて、ちょっとしたフクロウブームですね。
ところで、フクロウってネコに似てませんか?
大きな目や耳の感じとか、ネコによく似てると思います。
たまに、雑貨店でネコグッズかと思って手に取ったら、フクロウグッズだったりします(笑)
看板猫の中では、福助がよく似ています。目の色がアンバーだからでしょうか?
警戒モードで耳を後ろに倒しているときは、特に似てます。
ペットとしても飼えるフクロウですが、猛禽類なので、飼養もハードルが高い部類に入ると思います。また、ワシントン条約(絶滅の恐れのある野生動物種の国際取引に関する条約(CITES、サイテス))の対象ですので、入手する際には、お店ともよく相談して下さいね。
テレビのフクロウと福助の目が合いました。
擬態のつもり?なんか似てます(笑)
たまにこんな写真を撮らせてくれる福助でした。
ぱるのダンナのDIY(その④)賃貸住宅でも大丈夫。壁に釘打ち不要のキャットウォークを作る。
ネコは高い所が大好き。安心できる寝床だったり、上下運動をすることで、運動不足やストレス解消になります。最近では、ネコちゃんの為に、最初からキャットウォークを組み込んだ注文住宅を建てちゃう方もいるようですね。うらやましい限りです。キャットタワーを置いてあげたり、家具の配置を工夫してネコちゃんが安心できる居場所を作られてるオーナー様も多いのではないでしょうか。
L型金具と板を使って、壁に棚を設置しすれば、簡単にキャットウォークを作れるのですが、壁がパネルになっていて、ちょうどいい場所に釘が打てなかったり、そもそも賃貸住宅では壁に穴が空けられなかったりします。今回は、壁に穴を空けなくても、しっかりしたキャットウォークが作れるDIYを紹介します。
ディアウォールで柱を立てる
ホームセンターでよく売っている、ツーバイフォー(2×4)材の上下にディアウォールを取り付けることで、簡単に丈夫な支柱ができます。→詳しくはこちら(pdfが開きます)
ツーバイフォー材は元々ツーバイフォー住宅を建てるための規格木材なので、丈夫です。突っ張り棒と違って、釘や金具を自由に取り付ける事ができます。ディアウォールはバネの力で固定するので、壁や構造に穴を空ける必要はありません。(かなり強い力で押し付けるので、天井の構造が弱い場合は使えません)
ディアウォールの天井側にバネが入っています。床側は荷重があるので、アタッチメントだけです。
天井と床の間を測り、そこからツーバイフォー材を4cm短くカットします。ディアウォールの指定はマイナス4.5cmですが、経験上4cmの方がきっちりつきます。もし短く切りすぎてぐらつく場合は、4mmまではスペーサーで調整可能です。ツーバイフォー材のカットは自信が無ければ、ホームセンターでカットしてもらいましょう。海外製で安価なツーバイフォー材ですが、表面とか加工が雑なものも多いので、無垢のままで使う場合は、なるべく綺麗な木材を選びましょう。塗装する場合はディアウォールを付ける前に塗装します。我が家の場合はあかり取りの窓の配置もあり、4本柱を立てました。
棚板がついていますが、支柱は4本です。
柱に金具(棚柱)を付けて、棚板を付ける
そのまま、L型金具で棚板を付けてしまっても構いませんが、棚の高さを変えたいこともあるので、棚柱(ガチャ柱、ガチャレールとも言うらしい)を柱に取り付けます。棚板が傾かないよう、位置をしっかり測って取り付けます。棚柱にあったアングル(取付金具)を棚板に取り付けて、セットすれば完成です。
棚柱とアングルと棚板はこんな感じです。
ガチャ棚の弱点
その名の通り、ガチャッと棚を取り付けられて、はめ込む穴を変えれば、簡単に高さも変えられるのですが、弱点は下から棚板を押し上げられると、アングルごと棚板が外れてしまう事です。ネコちゃんが飛び乗るときに、足や頭をひっかけて外れてしまいます。夜中の運動会タイムに、勢い余ってひっかける事が多く、棚板が落ちると近所迷惑な音がします。要は、棚板が上にずれなければ、棚板は落ちないので工夫してみます。
小さな木の切れ端で、アングルの上側のすき間を塞ぎます。これでズレませんが、なにやら気になるらしく、ネコがホジホジして外してしまいました(笑)
事務用品でおなじみのダブルクリップで、棚板の上の棚柱を挟みます。さすがにこれで大丈夫です。
みなさんお気に入り。
満喫しています
この度、製作も始めました。詳細はコチラ
また、遠方のお客様向けにハンドメイドマーケットMinneでも取り扱いを始めました
こちらもよろしくお願いします!!
ぱるのダンナのDIY(その③)インテリアになじむ爪とぎを作る
こんにちは、PALのダンナです。
ネコの爪とぎ、いろいろなものが売られてますね。紐を板に巻いたもの、カーペット状のもの、洗濯板みたいなのもありますが、安価でバリエーションが多いのがダンボール製のものです。ベッドになってるものや、可愛いデザインのものも結構あります。でも、可愛いデザインのものは結構お高いんですよね。
福助の紹介写真のこれもダンボール爪とぎです。あまりに似てたので衝動買い(笑)
ネコが、家具や壁をガリガリやらなくするには、なるべくあちこちに爪とぎを置いてあげた方が良いので、我が家では爪とぎを4~5個置いています。数を使うので、定番の交換式ダンボール爪とぎが、安くてよいのですが、プラスチックのケースがどこもイマイチ。という事でインテリアになじむ爪とぎケースを自作です。
(1)交換式ダンボール爪とぎのサイズを測る
まずは、入れる交換式爪とぎダンボールのサイズを測ります。3個で350円~600円ぐらいですかね。注意するのは、大きさが各社でまちまちです。急にショップで取り扱いが無くなったり、同一商品でもサイズ変更があったりするので、変更が少ない有名メーカーの物でサイズを測った方が良いかもしれません。縦×横×厚みを測ります。
アイリスオーヤマの交換用ダンボール
(2)木材を採寸しカットする
必要なパーツは底板×1、側板×2、上板(押さえ)×2、側板(短)×2です。加工も簡単で安価な木材で良いでしょう。底板は、ネコが爪とぎしても動かないようにするのと、後でダンボール交換用に側板(短)を脱着できるように埋め込みナットを打ち込むので、厚さが20mm以上はあった方が良いと思います。側板と側板(短)は10mmもあれば十分。上板は段ボールとの段差が少ない方が良いので、5mmぐらいの厚みが良いと思います。
採寸の目安ですが、交換用ダンボールのサイズを縦(W)×横(D)×厚み(H)とすると
赤(1)の長さ=(W)
緑(2)の長さ=(D)+側板の厚さ×2
黄(3)の長さ=(H)+底板の厚さ
青(4)の長さ=側板の厚さ+0.5~1㎝ぐらい
紫(5)の長さ=(H)+底板の厚さ+上板の厚さ
あまりきっちり作ってしまうと、ダンボールが入らなくなるので少し余裕を持った採寸にします。
ホームセンターできれいにカットしてもらえるので、自信が無かったり、ノコギリ無い場合はカットしてもらいましょう。
(3)組み立て
段ボールも合わせて仮組してサイズが合っているか確認してから、組み立てましょう。
組み立ては、木工ボンドと釘でトントンと。側板(短)は1枚は取り付けてしまいますが、もう1枚はダンボール交換用に脱着式にします。脱着する側の底板にドリルで2つ穴を開け、鬼目ナットを埋め込みます。鬼目ナットの径に合わせた穴を開けます。取り付ける側板(短)には底板と同じ位置に、取付用のネジの径で穴を開けます。
これが鬼目ナット。内側にメスねじが切ってあって、ねじで固定できます。下穴を開けた後、六角レンチで回すと埋め込みができます。
(4)色を塗って完成
お好きな色で塗ってください。我が家はブラウン系の家具補修用の余り塗料で塗りました。
脱着側はこんな感じで、ねじで側板(短)を止めています。
木っ端で作っているのでサイズが合ってないのはご了承ください。上板と面一になっているのは、作った頃のダンボールが入手できなくなり、別のダンボールを加工して押し込んでいるからです。少し大きめに作った方がよいかもですね。カバーも木材なので、ガリガリやって既にキズだらけです(笑)フローリングの床で、爪とぎした時に動いてしまう場合には、底板にゴムの足を付けると滑りません。
2個作ったんですが、一つは足を付けて縦型の爪とぎにするつもりでしたがまだできてません…
皆様のご参考になれば幸いです。もしもう少し、詳しいことをお知りになりたければ、お気軽にお問い合わせください。
ぱるのダンナのDIY(その②)スペースを考えたネコのトイレをカラーボックスで作る
こんにちは、ぱるのダンナです。
看板猫でも紹介しましたが、我が家には猫が三匹います。多頭飼いの皆様のお悩みはトイレ問題。ネコの飼い方本やネットの情報では、通常頭数+1個のトイレが必要とされています。多頭飼いでも仲良くトイレが共有できれば、そんなに数はいらないのですが、少ないトイレに集中すると掃除が大変だったり、ほっとくと衛生的にもよくないので、頭数分は用意した方がいいでしょう。
ところが、トイレって意外と大きいんですよね。必ず床に置かなければいけないものですし、糞尿の片付けを考えると置き場所も限られてきます。我が家も三匹目のあずきが来た時に、もはや玄関にしか置けるスペースがありませんでした。
市販のトイレはカバーがついていたりして、置いてしまうとトイレの上がデットスペースになってしまいます。玄関も来客用スリッパや折りたたみ傘や、靴磨きやら靴以外にも結構小物が多く収納に苦労しますね。で思いついたのが、収納家具の下段にネコトイレを入れてしまえ!というわけです。
家具のセレクション
とはいえ、高級家具ではさすがに気が引けますし、DIYで失敗すると悲しいので、お値段以上のニトリの家具からセレクトです。いろいろ探してみると、カラーボックスがお値段的にも良さげです。
2ウェイ3ドアボックス(パルDBR)〔幅42×奥行29.8×高さ87.8cm〕
お値段なんと税込み1,590円。失敗しても悔いのない価格です。名前もパルだ(笑)
しかし、カラーボックスもおシャレになりましたね。私が大学時代に使っていた原色の赤とか緑とかのカラボの面影は全く無し。玄関なのでフタつきなのがナイスです。問題は奥行きが30㎝無い事。果たしてこれに入るトイレはあるのか?
トイレを探す
奥行き29.8㎝がネックで小さいトイレしか選べません。”ニャンとも清潔トイレ”の子猫用、奥行きが30㎝なのでぎりぎりになるかもしれません。幅は40㎝なので大丈夫です。システムトイレは魅力ですが、意外とランニングコストがかかるのと、子猫用なので体重制限があるので保留です。
ネットでポチポチ探していると、コロルネコトイレF40を見つけました。サイズも40×29×16H(cm)でぴったりです。固まる砂タイプですが深さもあり、福助と勘太でも大丈夫そうです。
ペットプラザさんにちょうど在庫もあったので、現物確認して購入。割引で購入できました(笑)
カラボを加工する
カラボの一番下段に、トイレを入れるのですが、幅と奥行きはバッチリ!ただ、一段の高さが30cmもありません。普段使っているカバー付きのシステムトイレはカバーまでの高さが45㎝ぐらいあるので、下の棚板を上にあげる必要があります。残念ながらカラボなので棚は可動式ではありません。という事で、棚板を止める穴をドリルで12㎝程上に開けなおしました
穴はきちんとあけないと、棚板の水平が出ません。
二段目の棚の高さが狭くなるので、フタも高さ分電ノコでカットして、金具の取付穴を現物合わせで開けなおします。下段のフタも15㎝ぐらいカットし、固定用のマグネットキャッチと下開き用の蝶番を付けて、トイレの全面のカバーに流用しました。
マグネットキャッチは1個カラボに付属してます。
なかなかいい感じになりました
玄関においてもトイレが目立たず、玄関の小物も収納できて一石二鳥でした。しかし…もともと体の小さい、あずき用の女子トイレとして、作ったのですが、なぜか体のでかい福助と勘太が先を争うように使っています。小さくちぢこまって用を足しているのは、微笑ましいのですが、トイレも狭いのがいいんですかね?さすがに砂掻きはトイレから出て、前足だけトイレに突っ込んでカシャカシャやってます。肝心のあずきは、ゆうゆうと、大きいトイレを独り占めです(笑)
隣の爪とぎケースも自作です。カラーコーディネート(笑)
うちのネコのように、小さいトイレでも喜んでするタイプなら、コロルネコトイレF40はスペースを取らなくてよいですね。砂は、システムトイレのウッドチップとあまり差が出ないように、固まる木製チップを使ってるのですが、軽いので散らばりが多いです。トイレが小さいのも散らばりの理由なのですが、カラボに入れてるので3方向への飛び散りは防げています(笑)
あとは下記の記事のように、入口にノレンを付けたかったのですが、狭そうなのでやめました…
皆様のご参考になれば幸いです。もしもう少し、詳しいことをお知りになりたければ、お気軽にお問い合わせください。
ぱるのダンナのDIY(その①)玄関に飛び出し防止柵を作る
ネコ好きの皆様、はじめまして、ぱるのダンナです。
狭い日本の住宅事情。一緒に暮らしているネコちゃんにも、少しでも快適に暮らしてもらえるよう皆さんも努力されていると思います。
ペットショップやネットの専門ショップに行けば、キャットタワー、トイレ、爪とぎ、ベッド、おもちゃ、様々なネコグッズが並んでますよね。わがネコ可愛さもあって、ついつい、いろんなグッズに手を出してしまいがちなのも、猫あるあるの一つでしょう。
でも、猫グッズって、プラスチック丸出しでインテリアに合わなかったり、おしゃれなものはとっても高価だったりしますよね。そんなときは自分で作ってしまえ!という事でDIYです。他では買えない猫グッズを作るちょっとした工夫をこれから書いていこうと思います。
今回は、「玄関からの飛び出し防止柵を作ってみる」です
ネコを飼うときに心配なのは、脱走→行方不明になってしまう事でしょう。室内飼いの子でも、外の生活をしていた時期もある保護ネコさんは、家の外に出たがる傾向があるようです。脱走で一番危険なのは玄関の開け閉めの瞬間。家の出入りや宅配便の受け取りなんかのスキを狙って、あっという間に出て行ってしまいます。ネコ用品でもラインナップされてますが、結構お高い割にはイマイチ。工務店に作り付けのドアをお願いすれば、数万はかかります。そこで、園芸用の伸縮式ラティスを流用して、飛び出し防止柵をDIYで作りました。
伸縮式ラティスを流用する
ラティスは園芸用の木製のフェンスです。よく庭でプランターなんかを下げている格子状のあれです。一枚の板状になっているもが多く、大きさもいろいろとあるのですが、ちょうど寸法が合わない所や、簡易的に出入り口を作るために、アコーディオン状に伸縮できるラティスが売っています。伸縮式にもサイズもありますが、基本は玄関のサイズに合わせます。構造上伸ばすと高さが低くなりますので、玄関の開口幅が広く、飛び越えが得意なネコちゃんの場合は高めのラティスを選んだ方が良いです。ネットでも購入できますが、近所のホームセンターの園芸コーナーで1000円ちょっとで購入しました。
こういう感じのもの
足を外し、支柱をカットする
まず、下の逆T字になっている足を取り外します。ラティスの寸法にもよりますが、購入したものは下の部分が15㎝ぐらいすき間ができてしまうので、両側の支柱をカットしました。
伸縮用、開閉用できるようにする
片側の支柱の下に、キャスターを取り付けます。ラティスそのものは重くはないのと、キャスター分だけ下にすき間ができてしまうので、なるべく小さい滑車を使います。土間を痛めないように、ナイロン製やゴム製の向きが変わる自在車を使用した方が良いです。ホームセンターで100円ぐらいです。
出入りする際には、収縮だけではなく、開閉もできたほうが使い勝手が良い(壁側に寄せられるので玄関の開口部が狭くならない)ので玄関への取り付けには蝶番を使います。ラティスは軽いので頑丈な蝶番でなくても大丈夫ですが、開閉の回数が多いので、板厚のある5㎝ぐらいのものを2つ使用します。自宅の場合、外開き側には段差があるので、玄関扉とは反対の内開きにネジで取り付けます
ロック用のマグネットキャッチを付ける
ネコちゃんが体当たりしても開かないように、ロックを取り付けます。扉固定用のマグネットキャッチを可動側の支柱と、家側に取り付けます。マグネットキャッチは、キャッチ本体(磁石がある方)と、鉄板の二つ部品がありますが、この時家側にキャッチ本体を取り付ければ、マグネットが外れても、押されて開くことはありません。1個200円ぐらいでしたが、マグネットが弱く、きっちりつかなかったので3つ付けてます。
こんな感じで完成しました
外から見ると、こんな感じですが、キャスター分の下のすき間が少し気になります。
もう少し低床用のキャスターを使えば、すき間を少なくできそうです。
開閉もスムーズにできます
合計で2000円もかからずに、半日程度で完成しました。
伸縮、開閉ができるようにしたため、使い勝手は良いです。幸いうちのネコたちは、あまり外に興味が無く、玄関を開けた途端、飛びかかったり、フェンスを登ったり、下をくぐったりしなかったので、とりあえずこれで大丈夫です。そもそも玄関のピンポンが鳴ると、大急ぎで隠れちゃいますし(笑)
安価にできますが、換気のために玄関を開放されるようなお宅や、ネコちゃんのタイプによっては、高さもあり、すき間の無い、しっかりしたフェンスが必要かと思います。
不具合は収縮の時に上のギザギザに手を挟むことがあるのと、支柱に止めてあるネジが緩んでしまう事ぐらいです。なにより、フェンスがあることで、外から入るときにネコが玄関にいないかどうか確認するようになりましたし、中からドアを開ける時にネコが近くにいれば、特に開け閉めに注意するようになるといった、人間側の注意喚起の効果があると思います。
皆様のご参考になれば幸いです。もしもう少し、詳しいことをお知りになりたければ、お気軽にお問い合わせください。