動物を取り扱う仕事では取扱責任者が必要で、県や政令市が行う研修に1年に1回必ず、受けなければならないことになってます。
ペットシッターも例外ではありません。
と言う訳で、
私も行ってきました。
一部、研修で出た内容をご紹介します。
ご存知ですか?
5つの自由
1964年にイギリスでルースハリソンと言う女性が農場で飼われている家畜の動物達が、酷い飼育をされている現状を知って【アニマル・マシーン】と言う本を書きました。
その中に、人間の権利もないがしろにされている現状で、動物の権利を主張するのはナンセンスである。ただし人びとの良識と責任において正しく動物を取り扱うこと、動物の持つ習慣、生活様式を尊重することが最低限必要であろうと仰いました。
(ルースハリソンさんについてやその背景に関しては長すぎるので割愛させて頂きました。一部抜粋)
それに感銘を受けて、家畜の福祉の増進を目的とする実態調査を行う委員会がイギリス政府により設置され、今日の家畜飼育の基本的福祉理念5つの自由が生まれました。
①楽に向きをかえられること
②自分で毛並みが揃えられること
③起き上がれること
④横たわれること
⑤四肢を伸ばせること
残念ながら、ごくごく最低限の当たり前の事が当時、当たり前ではなかったと言う事実。相当‥過酷な現状だったのが分かりますね??
今では、この福祉理念が世界的に認められて広がり、家畜動物以外の動物にも用いられるようになりました??
それが、この紙に書いてある新5つの自由です。
ルースハリソンさんからの【アニマル・マシーン】の発信がなかったら‥‥なんて考えるだけでおぞましいですっ????
研修は1年に1回
更新は5年に一度。
私の更新は33年で、まだまだ先ですが通知とか来ないそうなので、うっかり忘れないように気を付けないとですね?